FAQ よくある質問

ITパスポート試験はどのような人を対象にしていますか？

• ITパスポート試験は、これからのIT社会を生きるすべての社会人に、身につけておいて欲しい基礎知識を問う試験、と位置付けられています。事務系・技術系を問わず、すべての社会人を対象としています。また、将来の社会人である学生も対象としています。もちろん、文系・理系を問いません。

ITパスポート試験にチャレンジするメリットは何ですか？

• ITパスポート試験は、ITに関する知識全般を試験範囲としています。ITに関する基本的な理解をはじめ、プロジェクト管理に関する知識、経営に対する考え方まで、ITに関わる基礎知識を広く習得できます。
  ITパスポート試験に合格した実績は、ITに関する幅広い基礎知識を持っていることの指標になります。今後、企業がITパスポート試験合格者を評価するしくみを導入する事例も増えていくでしょう。

高校生ですが、受験資格はありますか？

• ITパスポートでは、受験資格の規定は設けられていません。年令制限、国籍、職業などに関わらず、誰でも受験できます。

合格率はどのくらいですか？

• ITパスポート試験は、2009年4月に初めて実施されます。2008年12月現在、過去の例がないため、合格率は不明です。
  参考情報としては、ITパスポート試験とほぼ同様の位置付けの試験として、初級システムアドミニストレータ（初級シスアド）試験があります。2008年に行われた初級シスアド試験では、応募者数101516人、受験者数74715人に対して、合格者数は、22798人でした。受験者に対する合格率は、約30.5%という結果になっています。

  初級システムアドミニストレータ試験の受験者数と合格率の推移 ※独立行政法人情報処理推進機構の調査結果をグラフにしたものです。

初級システムアドミニストレータ試験は廃止されますか？

• 2009年4月に行われる試験を最後に、廃止される予定です。

初級システムアドミニストレータの資格を持っています。履歴書にITパスポートの資格を取得したと書いてもよいでしょうか？

• これらの資格はそれぞれ別個の資格ですので、履歴書には、初級システムアドミニストレータ資格取得と書きましょう。
  ITパスポート資格取得と書くには、ITパスポート試験を受験し合格する必要があります。

ITパスポート試験は何度も受験できますか？

• 何度でも受験できます。
  合格後の再受験は、自分の知識を確かめるための機会としても利用できます。
  試験に合格した場合には、合格証書を受け取ることができます。合格証書には、試験での総合得点、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野における得点がそれぞれ記載される予定です。理解度を深める指標として、満足する得点になるまで受験するというのもよいでしょう。

問題形式はどのようなものですか？

• 問題は、四肢択一式で、100問出題されます。100問の内訳は、小問形式（1問に対して1設問）が88問、中問形式（1問に対して4設問、計3問）が12問です。

初級システムアドミニストレータの資格を持っています。ITパスポートの資格を取ったほうがよいでしょうか？

• ITパスポート試験は、初級システムアドミニストレータ試験よりも難易度は易しいとされています。初級システムアドミニストレータの資格を持っているのであれば、ITパスポートの1つ上のレベルである基本情報技術者試験にチャレンジするのも選択肢の1つでしょう。

試験を受けるにはどういった手続きが必要ですか？

• 受験には大まかに言って「受験申し込み」と「受験料の支払い」といった手続きが必要となります。
  必要な所定手続きを、「受験するには」のページにまとめていますので、ご参照ください。